老後の暮らし方も視野に入れて 将来は生活動線の短い平屋遣い
「私のお友達が、建てようネットさんで家を建てていて、素敵だなぁと思っていたんですよ。もともとハウスメーカーは全く考えていなかったので、住宅展示場などは一度も見ずじまいでした」と話すのは、今年夏に完成した〝有田川の家〞にお住まいの建て主さんご夫妻。「建てようネット[和歌山]」で、建築家・瀧川嘉彦さんと出会い、家づくりをはじめました。 お二人が希望したのは、平屋の家。年を重ねてからの暮らし方を見つめ直した時、移動が楽な構造や動線に魅力を感じ、お願いしたそうです。デザインは瀧川さんが最も得意とする、自然に寄り添い、美しさと機能を併せ持つ空間。コスト面もあり完全な平屋は難しかったのですが、将来的に平屋のような暮らし方のできる一部だけ2階の半平屋の家が提案され ました。リビングは広々、収納は多め、キッチンは対面で、台所にいながら子どもたちの様子を見守れるようにと、奥様の要望はかなり具体的。中庭では夏にプールがしたいと、使い方のイメージもバッチリです。それらに瀧川さんのデザインが加わり、日常を楽しむ、まるでお店のような和モダンのお洒落空間が出来上がりました。
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