真逆の要望も建築家がアイデアで両立! 楽しむ家づくりで出来たデザインハウス
このお家につけられた名前は「Floating Study House」。直訳すると「 浮いた書斎のある家」。手掛けたのは、建てようネット和歌山の建築家・木村茂伸さん。ご存知「大改造 劇的ビフォーアフター」で素晴らしい設計技術を披露した匠です。建て主さんの要望の一つが「みんなが集まれる家」。家族や友達など、誰もが気軽に立ち寄れる空間を目指しながら毎日の日常も大切に。ご主人は床に座って食事、奥様は椅子で...という、真逆の要望にも木村さんはアイデアで応えました。「LDKは仕切りのないシンプルな間取りで、大人数にも対応可能。〝床か椅子か〞問題を解決するのが、スキップフロア。キッチンからダイニングに沿うリビング面に段差をつけました。テーブルを隔てて、キッチンからは椅子、リビングからは床に座って食事をすることができます」。 ネーミングにもある〝浮いた書斎〞は、プランをしていく中で、階段上の物入れを書斎に出来るというアイデアが生まれ、さらにつめていく際に、今の浮いたかたちになりました。結果、コスト削減にもつながっています。そのかたちを見て建て主さんも「面白い!」と即決。3人の感性が合わさり、個性を印象づけるオリジナルハウスが完成しました。
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