テレワークでも困らない!ワークスペースづくりのポイント
働き方改革や新型コロナウイルス感染症などの影響を受け、急激なスピードでテレワーク(在宅勤務)をしている人が増え、注文住宅でも「ワークスペースを確保したい」という希望が増えております。
そこで今回は、これから注文住宅で家を新築する方や近い将来で検討されている方にも参考になる、ワークスペースのある住まいづくりのポイントや間取りやレイアウトなどのアイデアなどをご紹介します! ぜひ住まいづくりや注文住宅を建てる参考にしてください。
テレワーク(在宅勤務)の実態調査
※参考:旭化成建材(株)快適空間研究所「在宅勤務経験者の住まいと暮らしの意識・実態」調査結果(2021年3月/男女1065名/首都圏1都3県/戸建住宅・マンション居住者)
主にテレワーク(在宅勤務)をしている場所で最も多かったのは、「リビング・ダイニング」で54.1%、続いて「個室の書斎」が27.4%。
理想のテレワーク(在宅勤務)場所については、最も多いのは、「個室の書斎」49.7%、続いて「リビング・ダイニング」が43.8%。
職種やご家族の状況など、テレワーク(在宅勤務)の取り組みはさまざまですが、現状と理想で少しギャップがある状態です。
テレワーク(在宅勤務)できる間取りのポイント
01.音の影響
リモート会議(ZOOM・meets・Teams)の頻度が多い方は、個室タイプのワークスペースがおすすめです。リビングなどの一部にワークスペースを作成すると子どもの声は入ってしまったりして仕事へ支障が出てしまう可能性や、在宅勤務終了時刻前に帰宅したご家族が音を立てないように気をつけるなどが発生し、お互いにつかれてしまう可能性が高いです。
02.空調管理
小さな空間に閉じこもっていると、数時間もしないうちにCO2濃度は1,000ppmを大きく超えてくると同時に、温度上昇も伴ってきます。
空調管理が適切にされていない部屋では知らぬ間にCO2濃度による眠気や倦怠感・ 集中力低下などにつながりますので、小さな部屋でもエアコン・窓などの空調管理ができるものを設置する必要があります!
03.仕事出来る環境
漫画や本を置いている書斎と違うのは「仕事をする空間」という事。その場所で作業できるようにコンセントを追加する、目が疲れないように照明の確保をする、などです。
職種によっては印刷が多いからプリンターは側に置かないといけない、デュアルディスプレイを配置する空間が必要などがあると思いますので、ワークスペースで何をするか、何を置くか、など詳細を工務店さんにお伝えする事をオススメします。
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在宅勤務(テレワーク)の希望をかなえた注文住宅実例
01.個室タイプ
2.5帖~3帖程度のワークスペース用の個室を設けたタイプ。仕事のみの空間にする事でリモート会議の際には音や背景を気にしなくていいというのが最大のメリットですね!
02.半個室タイプ
こちらのお家ではパントリーにする予定だった空間をワークスペースに。この場合はエアコンなどもリビングと併用できるので空調管理も◎!またにしかリモートは無いけど、リビングでは仕事のonoffが難しいという場合には最適です。
03.オープン型スペースタイプ
階段上のフリースペースや廊下にフリースペースを作成した間取り。がっつり在宅勤務のお仕事ではないけれど、たまにパソコン作業をするという働き方の方や、たまにほっと一息つきながらゆっくり本を読むなどのスペースが欲しいという方にはピッタリです。
04.共有空間タイプ
リビングなどにデスクスペースを設置した間取りのお家。家族の気配を感じながらお仕事できるだけでなく、お仕事以外にも子どもの勉強机としてなど仕事以外にも活用できるスペースで、共有空間タイプのメリットを最大限に活かせる事例となっています。
まとめ
今まで家には『ゆったりとリラックスできる空間』が求められてきましたが、在宅勤務だけでなく、パソコンなどでの作業が多くなる今、ワークスペースがある間取りなど『暮らしやすく、働きやすい家づくり』のニーズも高まっています。
快適なワークスペースを叶えるためには、使い方に合わせた環境づくりが必要になります。おすまみでは、ご紹介した事例をはじめ、様々な空間づくりを通して理想の住まいづくりの実現に向けて相談にのってくれる身近な地元の工務店を多数紹介しておりますので、ぜひ相談して理想のマイホームを手に入れてくださいね。
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【記事作成/つー。】PROFILE:やんちゃ盛りの男の子のママ。我が家はどんな風にしようかな♪と、見てるとわくわくする記事を提供していけたらいいな~と思っています。