わが家にベランダは必要か?いまどきのランドリー事情
最近、とても増えているのがベランダ、バルコニーのないお家。
なぜ増えているのか、物干し場としてのベランダがない場合の洗濯はどうしているのか、気になりますよね。
おすまみ掲載の先輩家族のお家の中から、ベランダのない家のランドリールームと間取りをチェックしてみましょう。
目次[非表示]
ベランダのない家はどれだけ増えているの?
ここ3年で10%未満から一気に55%に!
これまでの2階建て住宅には、ベランダが当たり前のようにあり、主な用途は物干しでした。
お住まいまみたんに掲載された間取り図付きの記事の中から、ベランダのある家とない家の件数を比較してみました。
すると、2019年秋・2020年春に発行されたおすまみでは、ベランダがある家が9割を超えてました。ところが、2022年秋・2022年春の発行では、なんとある家が45%、ない家が55%と大きく変化していることがわかりました。
これは、洗濯乾燥機が進化したことや浴室乾燥の普及、花粉症予防などで徐々に室内干しが増えてきたことが要因となっていると考えられます。
ベランダのない家が増えた理由は?
その流れからランドリールームを充実させ、さらにファミリークローゼットを導入して、洗濯、物干し、取り入れ、収納までコンパクトに完了させて家事を時短する動きが加速しました。
その結果、物干しとしてのベランダが不要となり、掃除する手間もなくなると効率化を重要視して、間取りからベランダをなくすことが増えたと考えられます。
現在は、乾燥機付き洗濯機、浴室乾燥、脱衣所の物干しスペースをセットにして、ストレスのない洗濯環境を整えている住まいが定番になりつつあります。
では、ここから地元工務店で注文住宅を建てた輩ママの家を拝見して、実際にベランダのない家の洗濯事情をみていきましょう。
洗う・干す・収納するが整ったランドリースペース
こちらでは、玄関からとリビングからの動線を確保し、洗濯して干して畳んでしまうという動きがコンパクトにできます。大人用、子ども用と高さの違うバーを取り付けてあります。
地元密着工務店が建てたおうちをもっと詳しく!
十分な広さのユーティリティ空間で快適に
ユーティリティ空間として、アイロンがけをしたり、ちょっとした作業をするのに十分な広さをキープ 。横長のスペースをいかしてバーも2本設置し、たっぷり干せるので快適です。汚れ物を洗うシンクが便利です。
地元密着工務店が建てたおうちをもっと詳しく!
大物を干すのは2階のフリースペースで!
クローゼットも設置して、洗って干して、しまうまでがスムーズに行えるレイアウトのランドリースペース。シーツなどの大物を干すときは、2階のフリースぺ―スを活用できるのでノーストレスです。
地元密着工務店が建てたおうちをもっと詳しく!
収納キャビネットの上を作業スペースに!
キッチンから最短距離にあるランドリースペース。脱衣所とわけてあるので、誰かがお風呂に入っていても、洗濯作業ができます。物干しバーと天板を作業台に活用できる収納キャビネットが便利です。
地元密着工務店が建てたおうちをもっと詳しく!
進化する室内物干し!
こちらは平屋住宅なので、ベランダはそもそもありませんが、ランドリールームの進化例としてご紹介。 ボタンひとつで昇降する室内物干しを設置したことで、子どもも遊び感覚で手伝ってくれるのだとか。
地元密着工務店が建てたおうちをもっと詳しく!
まとめ
いかがでしたか? これまで当たり前に思っていたベランダも、生活様式が変われば不要になることも。もちろん、洗濯物はお日様にあてて乾かしたい!ふとんは外に干したい!というママも多いと思うので、そこはわが家スタイルでOK!
ベランダのあるなしも、信頼できる地元の工務店に相談してわが家にぴったりの形を見つけましょう!
★ベランダ・バルコニーについてのこちらの記事も参考に!
【記事作成/み。】PROFILE:編集フォトライター。住宅以外にも飲食、美容、医療、その他幅広く取材&撮影、編集をこなす。人の話を聞き出すことと、笑顔が苦手な人を笑顔にして撮影することが得意。