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ハウスメーカーと工務店の違いとは?いい工務店の見分け方!

注文住宅を建てたい!と考えているものの、注文住宅を建てる選択肢って沢山ありますよね。たくさんの工務店、そしてハウスメーカー。それぞれ何が違うの?と迷ってしまう方も多いと思いますので今回は工務店・ハウスメーカーのそれぞれの特徴や違いを解説します。それぞれのメリット・デメリットを知ってあなたの家族にピッタリな家の建て方を決めてくださいね。


目次[非表示]

  1. 1.工務店とハウスメーカーの違い
  2. 2.ハウスメーカーのメリット・デメリット
  3. 3.工務店のメリット・デメリット
  4. 4.ハウスメーカー・工務店どっちがいいの?
  5. 5.いい工務店の見分け方
  6. 6.まとめ


工務店とハウスメーカーの違い

ハウスメーカーと工務店は、ふたつとも「注文住宅を建てる」という内容では違いはありませんが一般的には「家の作るプロセス」や「商売規模」の差で呼び分けています。
ハウスメーカーは大規模展開していて独自ブランドのある大きな会社でカタログの中から好みのデザインや設備を持った家を選び、必要に応じてカスタムします。
工務店は地元密着型で営業し、要望を聞いた上で一から設計図を作るので間取りやデザインの自由度が高いです。


では、実際にハウスメーカー・工務店の違いについて詳しくご説明致します。




ハウスメーカーのメリット・デメリット

ハウスメーカーのメリット

 企業規模が大きく、経営が安定しているので安心 

ハウスメーカーとは、全国規模で営業している会社がほとんどで、経営が安定しているので途中で倒産してしまうリスクは工務店と比べると少ないですので、建てた後のことなど何年も相談できるというのはメリットです。

また、規模が大きいので住宅展示場があることがほとんどなので実際に住む家を体感でき、イメージがわきやすいです。


 一定の品質が確保されている 

ハウスメーカーでは毎回指定された部材を使っており、商品の品質については、会社の信頼も関わってくることもありますので一定の品質が確保されています。
先程、「住宅展示場があるのでイメージがわきやすい」というのと同じになってしまうのですが、イメージした家がそのまま出来上がってくる組み立て方式のお家(プレハブ工法)なので建った後に「思っていたのと違う!」とはなりずらいです。


 工期が短い 

建築部材や資材は規格化されているため、大量に同じものを仕入れておくだけでよく、施工の流れもマニュアル化・システム化されているため、工務店での施工よりも短い工期で完成するケースが多いです。


ハウスメーカーのデメリット

 価格が高い 

一般的にハウスメーカーで注文住宅を建てた場合は工務店より価格が高くなる場合が多いです。もちろん品質や安心感が保証されておりますが、大手住宅メーカーは広告宣伝費や展示場などにかなりの額を使用していますので、ハウスメーカーと全く同じ家を建てるなら、工務店へ依頼するほうが安くすむ可能性があります。


 自由度が低い 

外観・内観・間取りなど、部材をある程度パッケージしていますので、デザインや仕様の自由度はある程度制限されています。しかし内装や設備の自由度は工務店とほぼ変わりません。間取りを変更したくてもできない事もあるので、「こんな家が建てたい!」と思っていても、規格の都合上対応できない場合もあります。ですが「決めることが山ほどあって大変!選択肢の中からチョイスして建てたい!」という方にはハウスメーカーがオススメです。



工務店のメリット・デメリット

工務店のメリット

 自由度が高い 

なんといっても設計の自由度が高いのが1番のメリットです。自社で設計・施工をする工務店がほとんどですので、好みのデザイン・仕様・間取りなどの要望を取り入れてくれ、地域の風土に適した家づくりも期待できます。全て自由に設計することができるので、世界で1つだけ、あなただけの家が完成します。

 価格が安くなることが多い 

地元工務店では最小限の人員で運営している・広告もしていない・展示場もない、という工務店がほとんどなので家づくりまでにかかる経費が少なく、工務店の方が住宅建築に関わる元手の費用が相対的に低く、ハウスメーカーに比べると安く建てられます。

 地域密着型なので何かあればすぐ相談できる 

工務店はその地域、工務店から半径●kmなどを営業エリアにしていることがほとんどですので、何かあった時はすぐ駆けつけてくれることがほとんどです。また、施工中に「やっぱりこうしたい!」と変更が生じたときなども相談すれば施工途中でも変更してくれる工務店さんも多いです。


工務店のデメリット

 技術力や品質にむらがある 

工務店の場合、ハウスメーカーのように均一のデザイン・品質ではなく、1つずつ手作りで建てるので、出来上がった家の品質はその工務店の職人さんの腕次第のところがあり、品質にむらがあることもあります。


 展示場がない・見学できる物件が無い場合もある 

広告宣伝費や展示場などに経費をかけず、その分は施主さんに還元しよう!と考えている工務店さんが多く、展示場が無かったり、タイミングによっては見学できる物件が無い場合もあります。設計図や模型などで説明はしてもらえますが「イメージが湧きづらい」と感じる方もいらっしゃると思います。





ハウスメーカー・工務店どっちがいいの?

一概にどっちがいい!というのはありません。

上記でご説明した通り、ハウスメーカーにも工務店にもメリット・デメリットがございます。目安としてこんな方にはこっちが向いているかも、というのはございますが、あなたの希望にあった会社さんに依頼する事が1番です。

  • 安心感が欲しい!早く建ててほしい!という方ハウスメーカーがオススメ!
    営業基盤が安定していて倒産リスクが低いので将来のアフターフォローも期待でき、品質も安定しています。工務店より工期が短い傾向にあります。

  • オンリーワンの家を建てたい!地域の風土に合った家を建てたい!なら工務店がオススメ!
    間取りや外観などにおいて自由度が高く、具体的に「こんな家に住みたい!」という理想がある方にピッタリ。1から担当者さんと作り上げた家はやっぱり完成した時の感動が違います。



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いい工務店の見分け方

「理想の家を建てたいから工務店にしよう!」と思っていてもやっぱり気になるのは技術力や品質・特徴など。ハウスメーカーのように広告やテレビCM、住宅展示場などに経費をかけておらず、目にする機会少ない事でどんな工務店なのか見えにくく、不安に思う方も多いと思います。

なのでいい工務店を見分けるポイントをチェックしてください!

  1. 実際に建てた施主さんの口コミをチェック
    地元密着の工務店さんの場合は口コミで長く営業を続けている事が多いです。また、実際にその工務店で建てた施主さんの声は重要な情報源!「どんな所が良かったのか」「実際に住んでみてどうだったのか」など口コミをチェックして良い口コミが多いと安心できる工務店と判断できます。

  2. あなたの希望をしっかり聞いてくれるかどうか
    「こんな家にしたい!」と相談した時にあなたの話をしっかり聞いてくれるかどうか、というのは重要なポイントです。もちろん柱の関係など建築上出来ない事というのもありますが、しっかりした説明もなく「こっちの方がいいですよ」「こうすべき」と意見を押し付けてくる工務店はNGです。
    あなたの希望をしっかりと聞き、可能な限りそれを実現するために色んなアドバイスをしてくれる工務店、そんな工務店を選びましょう。

  3. 工務店の特徴をしっかりチェック
    木の家が得意、鉄骨構造が得意、素材にこだわっている、設備が充実している、アフターフォローに力を入れている、など、工務店さんによっての得意なこと、想い、力を入れている所などが違います。
    「自然素材の木の家」が建てたい場合は自然素材に力を入れている木の家を建てる工務店を選ばないと理想が叶わないかもしれません。サイトをしっかりチェックしたり資料請求したりしてあなたにピッタリの工務店を見つけてください。



まとめ

いかがでしたでしょうか。「ハウスメーカーと工務店の違い」をなんとなく想像できましたでしょうか。ご家族でどんな家が良いか?なにを優先して家づくりを進めたいか?を話し合って、それに合う方を選んでくださいね。

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【記事作成/つー。】PROFILE:やんちゃ盛りの男の子のママ。我が家はどんな風にしようかな♪と、見てるとわくわくする記事を提供していけたらいいな~と思っています。 

おすまみ編集部1

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