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[新築一戸建て]太陽光発電の費用対効果&工務店さんの本音

最近、お家の屋根に設置されているソーラーパネルを目にする機会がふえましたよね。
気にはなっているんだけど、初期費用が高いだけに導入を迷っている。という方、多いのではないでしょうか。


今回は"オール電化住宅"や"太陽光発電設備"の実際のコストパフォーマンスはどうなの?
地震や停電のときは困らない?
などなど、太陽光発電の疑問点を和歌山の地元工務店さんに実際に聞かせていただきました!


生の情報をお伝えいたします!



目次[非表示]

  1. 1.太陽光発電とは?
  2. 2.太陽光発電って実際どうなの?
  3. 3.気になる工務店さんの本音
  4. 4.売電はあまり期待できない?
  5. 5.いざという時の”保険”という考え方
  6. 6.まとめ




太陽光発電とは?


[和歌山市の会社が建てたおうちをもっと詳しく!]


太陽光発電とは、自然エネルギーである太陽エネルギーの利用方法の1つで「太陽の光を太陽電池を用いて直接的に電力に変換する発電方式」である。
ソーラー発電、大規模な太陽光発電所はメガソーラーとも呼ばれる。(※ウィキペディア)


太陽光発電でできることは主に3つです。


  • お家の電気をまかなう
  • 売電する
  • 蓄電する


自然エネルギーを使い、発電中にCO2などの有害物質が出ない特性がある「太陽光発電」は、エコや省エネなどがどんどん推奨されている今注目の設備です。




太陽光発電って実際どうなの?


オール電化住宅にしよう!と思っている方なら、「家の電力をまかないたい」「蓄電していざという時に備えたい」などの理由から太陽光発電を設置を検討している方も多いのではないでしょうか。


でも、初期費用が結構高いので迷いますよね…。
しかも電力自由化で年々売電価格も下がってきているなんて噂も聞きますし。


やっぱり、太陽光発電を導入する際に1番気になるのは、”初期費用をしっかり回収できるかどうか。
今回はそんな疑問を和歌山の工務店さんに実際に聞いてみました!




気になる工務店さんの本音


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和歌山の工務店さんに「太陽光発電の設置は、オール電化住宅だと設置するほうがいい?」と聞いたところ、「機密性・断熱性などの性能の高い家なら太陽光発電もあり!」という事でした。


機密性や断熱性などの性能にこだわらずに建てた普通のおうちだと、導入するのはあんまりオススメできないそう。


なぜ機密性・断熱性などの性能の高い家以外にはオススメできないのかというと、
一般的なおうちの建て方では、太陽光発電を設置しても消費電力の方が多く、「家の電力をまかないたい」「蓄電していざという時に備えたい」という希望が叶えられず、「家の電力をまかないきれない」ので「蓄積もしずらい」ことが多いそうです。


機密性・断熱性が高い家の場合は、元々家の中の温度が安定するので、ちょっとの電力しか使わない&おうちがスグに快適な温度になるので下の図のようになるようです。

一般的な建て方の家
太陽光発電で作る電力 使う電力
機密性・断熱性などの性能の高い家
太陽光発電で作る電力  使う電力


なので普通の家では、太陽光発電の設置費用が負担になるだけの場合があります。


普通の家に太陽光発電設備プラスする、という考え方よりも
太陽光発電設備が欲しいから、機密性・断熱性などの性能の高い家を建てる。という考えの方がいいかもですね♪


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売電はあまり期待できない?


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2019年問題などで話題になっている固定価格買取制度(FIT制度)。
売電価格は年々下がっていて、1KWの売電価格は2009年は48円だったものが、2019年では24円になってしまっています。


昔は「太陽光発電は●年で元がとれる!」というフレーズで売られていたりしたので、売電価格が下がれば元がとれないんじゃない?と不安になりますよね。
でも実はそんなことないんですよ!


国は”再生可能エネルギーをもっと普及させて日本のエネルギー自給率をあげたい!”と思っているので太陽光発電などを推奨しているんですが、環境にいい!とわかっていても初期費用が高いとどうしても設置する人が少なくて、太陽光発電の設置があまり進んでいないのが現状。
なので、「固定価格買取制度(FIT制度)」というのは、国が「初期費用を回収できるようにしよう!」という考えでうまれた制度です。


売電価格が下がったのは、10年前に比べると太陽光発電を設置するコストが大幅にさがっているから。
なので太陽光発電導入の初期費用が安くなった+初期費用を回収できる、という事から、売電価格が下がっている今が導入のチャンスかもしれません。




いざという時の”保険”という考え方

一般的な普通のおうちでは太陽光発電設備はあまりメリットが無いかも…。とお伝えしましたので
「太陽光発電設備のためにわざわざ性能が高い家にする必要は無い」と決めてしまうのはちょっと待ってください!


地震の際には、停電が起こっても太陽光発電の電気は使えます!


使える時間帯は限られる場合がありますが、蓄電気があるので冷蔵庫だけ使えた!リビングだけ電気がついた!というケースもあります。
いざという時にすごく心強い設備ですよ。


もちろん、初期費用やランニングコストはかかるので足ふみしてしまうかと思いますが
生命保険などの"いざというときの備え"として太陽光発電を導入するのもありだと思います。





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まとめ

いかがでしたでしょうか?

経産省が2020年度末までに「固定価格買取制度(FIT制度)の抜本的な見直し」を行うと明言していて、制度廃止を含めた議論が進んでいる事が見込まれますので太陽光発電を導入の際は「経済省のHP」をチェックしたり、工務店さんにお話を聞いたりして最新の情報をチェックしてくださいね。


泉州・和歌山には相談に乗ってくれるやさしい工務店さんが多いので、詳しい話が聞きたい!という方は実際に工務店さんに聞いてみてくださいね!


【記事作成/つー。】PROFILE:やんちゃ盛りの男の子のママ。我が家はどんな風にしようかな♪と、見てるとわくわくする記事を提供していけたらいいな~と思っています。 

おすまみ編集部1

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