【使い勝手抜群?!】いいとこどりのⅡ型対面キッチン♪
Ⅱ型対面キッチンってあまり聞いたことがないけど、どんなキッチンレイアウト?と思いながらこの記事をクリックした方も多いのではないでしょうか?
実は、Ⅱ型対面キッチンは「夫婦で・子どもと一緒に料理をする機会が多い」「パンづくりやお菓子づくりをよくする」という方にはぜひオススメしたいキッチンなんです!
- Ⅱ型キッチンってどんなキッチンのことをいうの?
- Ⅱ型キッチンのメリットってどんなとこ?
- デメリットもしっかりチェックしておきたい!
本記事ではそんな疑問にお答えいたします!
Ⅱ型キッチンとは?
「シンクとコンロが一直線上に並んでいるキッチン」を、上から見たときにアルファベットのIの形をしているので、"Ⅰ型キッチン"とよぶのと同じように、
コンロとシンクが2つにわかれているキッチンを、上から見たときにアルファベットのIが2つ並んでいるの形をしているので、"Ⅱ型キッチン"というんです♪
このⅡ型キッチンは、メーカーさんによって「ii型キッチン」や「セパレートキッチン」「Ⅱ列型キッチン」とも呼ばれています。
なお、I型対面キッチンの詳細は「定番だけど意外と種類があるI型対面キッチン♪」にまとめてますので、そちらを参考にしていただければなと思います。メリットはもちろん、見落としがちな落とし穴についても詳細にご紹介しております♪
【使い勝手抜群?!】いいとこどりのⅡ型キッチン♪
Ⅱ型キッチンって実は、壁付けキッチンとアイランドキッチンのよさを兼ね備えている”いいとこどり”のキッチンなんです!
「対面キッチン」というとI型キッチンやアイランドキッチンがメジャーなので、その影にかくれがちですが、Ⅱ型対面キッチンは使い勝手がいい、効率のいいレイアウトのキッチンなので一度は検討してみる価値あり!
では、まずはそんなⅡ型対面キッチンのメリットを実際に泉州・和歌山の注文住宅で建てたおうちの写真と共にチェックしていきましょう♪
■ 収納量がたくさんとれる!
I型キッチンではコンロとシンクの間に作業スペースがあるだけですが、Ⅱ型キッチンではコンロとシンクがわかれていて、その両方に作業スペースがあるレイアイトになるので、その分のキッチン下収納がふえます!
対面側につり下げ収納を設置したり、壁側には壁付け収納を配置もできるので、収納量を自由自在にふやしていくことも可能です♪
夏しか出番のないカキ氷機に、冬しか出番のないチョコフォンデュセット…。
たまにしか使わないジューサー・ホットサンドメーカー・泡だて器・フードプロセッサー…。
いるんだけど、場所をとる!というものが多いキッチンにはうれしい♪
■間口が狭くてもアイランドキッチンが実現できる!
|
上記の2点がアイランドキッチンを設置する最低条件なので、上記だけみるとLDKが2間(約3.6m)でもアイランドキッチンが設置できそう!!…なんです が。
一般的に思いうかぶ“普通サイズのキッチン"というのは、ほどんどが「2.2m」。
さらに、実際にはキッチン本体の余白(20cm程度)がいるので、アイランドキッチンを設置するには本当は最低4mが欲しい所なので、2間だと工務店さんには「アイランドキッチンは難しいですね…」と言われがち。
でも、Ⅱ型キッチンの場合はシンクとコンロがわかれているので、本体サイズが1.2m~2.2m。
なので2間(約3.6m)でも対面側をアイランド風にすることができちゃう!
■においが広がりにくい!
アイランドキッチンなどのフルフラットなキッチンでは、料理のにおいがリビングに広がりやすいですが、Ⅱ型キッチンでは、コンロを壁付けのほうに配置することでその心配も解消!
アイランドキッチンは憧れるんだけど、油はねやにおいが気になる…。
料理している手元は見て欲しくない!
キャラ弁は遠足先でお弁当を開けたときの楽しみにしてほしいからこっそり作りたい!
そんな思いをもつママにはうれしいレイアウト♪
「今日のお弁当どんなんか気になる~~!!!」って言いながら、お弁当をちょこちょこのぞこうとしに来るカワイイ子どもと、
「まだ!まだ見たらあかんのー!」ってきゃっきゃするの…
楽しいですよね☆
■作業スペースがたくさんとれる!
シンクとコンロを分けて並列に配置することで、シンク横には下ごしらえスペース、コンロ横には盛り付けスペース。という風に作業スペースがたくさんとれます♪
こどもと一緒にまな板を並べて食材を切ったり、
家族・友人と一緒に分担して料理するのも楽になりそうです!
料理中にもう1人キッチンに入ってこられると動きづらくて、ついついママが全部やりがちですが、Ⅱ型キッチンにすれば「ママが料理してる間にパパがお皿洗いしといて♪」と言えちゃいそう!
※1人で作業する時の通路幅は80cm~100cm(80cmだと後ろを振り返るだけでもう1列に手が届く程度の幅)なので、2人で作業するには通路幅100cm~120cmがオススメ! |
壁付けキッチンのデメリットって?
■シンクで洗った野菜をお鍋に運ぶときに、床に水が落ちちゃう!
Ⅱ型キッチンの構造上、通路(シンクとコンロの間)を食材・調理器具などの移動が多くなるので、水が通路に落ちやすい!
なので耐水性の強い床材を選ばないと腐ったり、カビが生えたりしてしまうので普通のキッチンよりも床材の耐水性には気をつけなきゃいけません。
■シンクとコンロの位置がむずかしい!
シンクとコンロが向かい合っていると作業がしにくい&危険なので、Ⅱ型キッチンはコンロとシンクの位置は斜めにずらして配置するようになっているのですが、自分の動かしやすいからだの回し方を把握していないと設置した後に「なんかやりにくい?」と思ってしまうかも!
コンロを対面側・壁側、右側・左側、どこにでも配置できるからこそ、迷っちゃいますね!
通常のI型キッチンでは左にシンク、右にコンロとなっているのでほとんどの方が右回転が慣れているかなと思います。
■からだの向きをかえる動作が多くなる
コンロとシンクが前と後ろに設置されているので、料理の際には身体の向きを変える作業が多くなります。
作業動線が短い!家事をしながらエクササイズできちゃう!とも言えるのですが髪の毛がふぁさふぁさするのが嫌な人にはデメリットになりますね。
まとめ
いかがでしたか?
アイランドキッチンのように作業スペースも広くとれてコミュニケーションもとりやすい。
壁付けキッチンのように料理のにおいも気にならず、収納力もバツグンの「Ⅱ型キッチン」。
自由度が高いキッチンだからこそ、迷うことも多いですが、あなたの家族や性格に合わせてシンクを壁側にも対面側にも設置できるのはうれしいですよね!
泉州・和歌山の地元工務店さんは親身に相談にのってくださる方ばかりなので、気になるキッチンがあったり、冷蔵庫などの置き場所等を含めた詳しいキッチン間取りの計画などをききたい!という方は、ぜひ写真下リンクから工務店さんの詳細をチェックしてみてください!
【記事作成/つー。】PROFILE:やんちゃ盛りの男の子のママ。我が家はどんな風にしようかな♪と、見てるとわくわくする記事を提供していけたらいいな~と思っています。