ウッドショックの影響は?新築は今年購入するべき?
2021年から起きているウッドショックで、住宅購入に二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。ウッドショックの影響はいつまで続くのか、2023年の見通しは?など、今回はウッドショックと住宅購入における考え方を紹介します。
ウッドショックとは
ウッドショックとは、2021年頃からコロナウイルスの流行を境に、アメリカや中国での住宅需要増やコンテナ不足、労働者不足による木材の減少などにより木材の価格が高騰し、木材を取り扱う住宅価格にも影響が及んでいることを言います。
2022年12月時点のハウスメーカーの値上げ状況
住友不動産 |
坪単価2~4万円の値上げ |
住友林業 |
坪単価5万円の値上げ |
積水ハウス |
木造:1棟当たり100万~150万円の値上げ 鉄骨:戸当たり上限2パーセント程度の値上げ |
大和ハウス |
約3%の値上げ |
タマホーム |
1棟当たり100万~200万円の値上げ |
トヨタホーム |
1棟当たり250万円の値上げ |
パナソニックホームズ |
1棟当たり100万~200万円の値上げ |
2023年の住宅価格は?
農林水産省の「木材流通統計調査」(2022年12月時点)によると、国内産の木材製品価格は、多少の下落傾向ですが、2021年の価格から比べるとまだまだ高止まりの状態で、下落傾向にあるものの収束の目途はたっておらず、2023年に住宅価格が下がる可能性は低いと思います。
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2023年は住宅購入しないほうがいい?
結論から言うと住宅の購入に対しては、待つ必要はありません。
ウッドショックで住宅価格が上昇しているなら、ウッドショックが落ち着いて、住宅価格が下がってから、購入したほうがいいと考えるかもしれませんが、ウッドショックの影響がいつまで続くのかは分からず、待っている間にどんどん値上がりする可能性もあるからです。
住宅購入した人・迷って購入しなかった人のリアルボイス
2022年に住宅購入したAさん
ウッドショックの影響で土地も含め、新築価格高騰で今買うべきか?と悩んだけど、自分のタイミングに合わせることとして、購入を決意しました。その結果、住宅設備など調整をすることで支払いの総額はウッドショック前の予定と変わりませんでした。
自分の買いたいときに買ったことで、生涯の返済計画、ライフプランにも変動なく
家族との団らんを過ごしたり、子供の成長を見守れたりと生活が豊かになりました。
2022年に住宅購入を諦めたBさん
ウッドショックの影響で新築価格が想定予算よりも高くなってしまっていて、迷っている間に土地価格が天井になってしまいました。子どもの入学に合わせたかった住宅購入が出来なくなるなど、悩んだことで自分たちの計画の見直しを含めてとても時間がかかってしまいました。
1度迷い始めるとライフプランすべてが狂い始めて家づくりが楽しくない・不安ばかりが募り、社会情勢も見通しが立たずいつ買えばいいかわからなくなりました。
一生に一度の買い物だからこそ、自分の買いたいタイミングが買い時なんだと痛感。
もう一度、支払総額と優先順位を見直して変化に対応できるように心に決めました。
少しでも安く住宅購入するには
”資材の価格が下がり、全体的に住宅価格が下がるのを待つ”のも1つの方法ですが、いつまでウッドショックの影響があるのは不透明なので、「いつ買うか」ではなく「何で調整するのか?」が大事です。
家づくりの中で減額できる所はたくさんあるので第一優先は何か?譲れない事は何か?を考えることが大切!譲れない事を明確にするとお金をどこにかけて、どこを削るかなどのお金のかけ方の強弱がかけれるようになります。
- 住む場所にこだわるならマンションのリノベーションという選択肢
- 一戸建てにこだわるなら場所・広さ・坪数、中古住宅を購入してリノベーションという選択肢も
お金の借り方も大事
借りる相手によっては総額100万円程度変わる事もあります。他にも行政からの補助金制度「こどもエコすまい支援事業」「ZEH補助金制度」などもぜひ活用しましょう!
これからの家づくり
これからの家づくりで大切なとこは下記の2つ!
- 支払総額で考える。大事なものにお金をかけて、不要なものを減らす。
- 知識をつけて、細分化して、自分で選べるようにすること。
お家の事って調べれば様々な情報が出てきますが、ローンの事、資材の事、削れる費用の部分について、建築家について、リノベーションについてなどなど調べる事がとにかく多いですよね!「しっかり知識をつけなきゃ!」と1人で頑張って情報収集していると疲れたり、面倒くさくなっちゃったりしませんか?そんな時は是非プロの人に相談してみる事がおすすめです。
「工務店の勉強会や相談会はハードルが高い」「そこで建てなきゃいけないという気がしてしまう」「営業されたくない」など、様々な理由で行き渋っている方は工務店と同じ位知識はあるけど、購入者側の立場の人に相談する事がおすすめです!
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監修:ハウス・ブリッジ 谷 小枝さん
「こんな注文住宅を建てたいけれど、いい工務店が見つからない。建築家が建てるデザイナーズハウスに住みたいけれど高そうで敷居が高い…」そんな思いを持つ方は一度ご相談下さい。
土地や設備の選びなど、知識があれば可能なコストダウンの方法がたくさんあります。理想の住まいを実現するためにお金をかけたいところ、かけなくても良いところなど、ちゃんと分けて希望にそって配分した上で総額では安く収められる方法がたくさんあります。
株式会社ハウス・ブリッジ 谷 小枝 電話番号:0120-615-541 住所:高石市羽衣5-20-5 HP:https://house-bridge.jp/ |
【記事作成/つー。】PROFILE:やんちゃ盛りの男の子のママ。我が家はどんな風にしようかな♪と、見てるとわくわくする記事を提供していけたらいいな~と思っています。