木の家は、 心と体に気持ちいい。
設計事務所と丁寧に建てる自由でクリエイティブな家
夏、扇風機もつけてないのに、風で髪が揺れるんです。「とまり木」みたいな場所がたくさんあって、そのとき気持ちのいいトコロへうつりながら、大きな屋根の下、ひとつながりの空間で、みんながのびのび暮らしています。
私(奥さん)は座卓から外を見てて、息子は階段に腰掛けて本を読んでて…みたいな、目は届くけど息苦しくない距離感で、自由に過ごせています。うちは部屋の区切りや扉は最小限なので、家の中のちょっとした所が全部有効な場所として何かに使えるんですよね。一段高い和室の段差も一息つくのに丁度よくて。床にサッとラグを敷けばくつろぎのスペースができちゃう。リビングの階段は座って話せたり読書できたり、思わぬお気に入りスポットです。
2階のセカンドリビングには、吹き抜けに面した室内小窓があります。下から「お~い」と声をかけると、小窓から子供の顔がのぞき「はーい」と返してきます。玄関わきの和室の奥には4畳の大きな納戸。全員分の服が入っています。帰ってきた家族が、そこへ行けば着替えられる…という空間が欲しかったんです。いったんバラバラに部屋へ引っこまなくても、一緒に着替えをすませ、そのまま団らんへ移れます。
空気がいつも新鮮です。冬は蓄熱暖房機一台で2階まであたたかい。広い家に越したのに、光熱費は夏でハイツの時の半分。冬は同じくらいかな。梅雨時には梁にヒモをわたして洗濯物を干したら、天日干し並みにカラッと乾いてイヤな臭いもないのが嬉しい。こんなに大きな窓なのに、結露は一回もできたことがありません。
お金持ちなわけじゃないけど、いろんな工夫で、私達みたいな若い者にもちゃんと楽しみと満足のある家づくりをさせてくれました。まるでオーダーメイドの洋服を着てるみたいに、肩がこらない。そんな家になりました。
敷地面積:271㎡(82坪)/ 延床面積:125㎡(37坪)/ 1階延床面積:62㎡(19坪)/ 2階延床面積:43㎡(13坪)構造・工法:木造2階建一部RC造 / 民家型構法
おうちづくりのポイント!
「いかに気持ちよく、その人らしく、その土地らしく住まうか」を大切に、無垢の紀州材と土や石・紙など素朴な素材での家づくりに取り組んでいます。木の家である限りは、木の特徴を良く発揮できるこしらえが必要です。「かずまくんち」は木の大きな特性である調湿性・蓄熱性を充分に発揮できるばかりでなく、家全体で湿気を代謝できる仕組みを備えています。自然素材の清々しい空間を持つ、とっても珍しい「呼吸する長期優良住宅」です。
建築家・中村伸吾
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中村伸吾建築設計室
TEL:0739-24-3824
田辺市新万29-24 [MAP]
営業時間/9:00~18:00 定休日/日曜・祝日・月一土曜
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